Home » 記事一覧
‘開発情報’ Category
自動飛行の全ての制御要素を取得
2018-09-19
田屋エンジニアリングAXM-1000は、すでに自動飛行のための基礎技術である3軸の位置制御、速度制御に成功してからも、さらに開発がすすめられています。
より精度の高い自動飛行のため、位置制御と機体メカをさらに洗練させるとともに、実際の運用に重要な技術である速度制御下での離着陸と運動から停止に至る制御が加えられました。
これらにより、GPS環境下における自動飛行のためのすべての制御技術を取得することができました。
今後は、さらに用途を拡大すべく、非GPS環境下においても自動飛行を可能にする技術の開発を行っていきます。
可変ピッチ式マルチコプターの自律制御に成功
2018-08-07
田屋エンジニアリングは2014年初頭、背面飛行やアクロバットが可能な高運動性を有した可変ピッチ式マルチローター機を開発して以来、可変ピッチ式マルチコプターの研究開発を進めてきました。
この度、ハード・ソフトともに完全自社開発の3軸の速度制御、位置制御に成功し、自律無人機としての第一歩を進めることができました。
果てしない高性能化と安全性を進化させていくために、田屋エンジニアリングは自社開発にこだわりました。
自律制御装置の主な仕様
型 名:AXM-2400 フライトコントロールユニット
用 途:マルチコプター、シングルローターヘリコプター、固定翼機などの無人機の自律制御
姿勢制御方式
可変ピッチ制御:最大6ローターの可変ピッチ制御と最大6モーターのガバナー制御
回転数可変制御:最大6ローターの回転数可変制御
制 御:3軸の角速度制御、角度制御、速度制御、位置制御
搭載センサ:角速度・加速度6軸センサー、GPS、コンパス、気圧計